奈良県非公認ゆるキャラ/スポーツトレーナー中尾真澄のゆるゆるブログ

ギスギスしがちな世の中を、体も心もゆるめるて調子を上げるブログ

一粒の涙より一本の電話を

5歳の女の子が虐待により亡くなった件。

 

こんばんは、ゆるキャラの中尾です。今回は全然ゆるくありません。

 

激おこです。

 

今まで何度も同様の事件が繰り返されては忘れられ、

 

多分今後も同様の事件が起こるように思います。

 

毎回のように児童相談所の対応に怒りの矛先が向いているように思います。

 

でも、児童相談所の持つ権限や制度上に何か問題はあるんでしょうし、もちろん怠慢な職員もいなくはないでしょう。

 

でもいちばん無力感を感じ、いちばん悲しんでるのは児童相談所の職員なんじゃないですか?

 

なぜ防げなかったんかと。現場は一生懸命やってるんやないですか?怠慢なのかな?

 

というのも、個人の権利や自由が最も価値あるものとされる、個人主義の現代において、親から子を引き離すことにどれほど児童相談所に権力が与えられているのでしょうか。

詳しい人は是非教えてほしい。

 

権限を与える法整備はどうでしょうか。

 

下手に強引に施設に引き取って、家族に訴えられたら負けるケースもあるでしょう。

 

武器を持たせず戦場に送っておいて、もっとなんとかせいや!がんばれや!って言うてる気がしてなりません。

 

児童相談所を攻めてスッキリしたり、

コメンテーターが涙ポロポロしたって現実は変わりません。

 

子供って、その家庭に生まれてきたってだけで、親の所有物ではないし、別の人格です。

 

子供を守るために、アホな親の自由を制限できないってことが問題じゃないのかな。

 

明らかな虐待の痕跡があるのに、親に言われてまた家庭に返しちゃうし。

 

人が人の所有物なのは、奴隷制度くらいのもの。

 

子供は親の物じゃないはず。 

 

その親の子ではあっても、同時に日本国にとっては大事な宝物なはず。

 

自由を制限することを極度に嫌う人とは相容れないかもしれませんが、

 

今回のようなケースでは、

個人的には、非常事態には親の権限より、国の権限において、かけがえのない命を守る措置をとってほしかった。

 

現状ではそれが難しいってことだと思います。

 

もちろん、個人の自由がむやみに制限されるのは望むところではありませんし、個人の自由をとても大事に思っているのは私も変わりません。

 

 

報道されている時は一時的に悲しむけど、また違う話題にかき消され風化していく恐れがあります。

 

 

対策を考えるに、

 

1人の人生を奪った親にどれほどの刑罰がくだり、それが妥当なのか追跡する必要があります。

テレビは一過性に盛り上がるのが多いのでね。

 

今回の件以前にも同様なケースが多数あり、共通する根本的な原因はなんなのかを洞察する必要があります。

 

怒りや涙はその時スッキリはするが、それ自体はなにも解決しません。

 

立法、行政の問題を改善するよう、最寄りの市議会議員等に訴えてみましょう。

電話一本で、民意を伝えることができます。

 

子供を守るどんな法律が機能しているのか調べましょう。

 

社会に広く問題を提起しましょう。

 

直接的にも、間接的にも、行動することでしか現状は変えられません。

でも、直接的なアプローチの方ががいいと思います。より具体的だからです。

 

徹底してリアリストで在りたい。最後までお読みいただきありがとうございます!