子供の動きから学ぶ、理想の動きってなんだろう?
いつもゆるゆるブログをご覧いただきありがとうございます。
ゆるキャラでスポーツトレーナーの中尾です。まっさんと呼ばれています。
今日は月に二回のお茶の稽古でした。茶道の動きは何百年もかけて無駄なく洗練されていて、先生の動きはとても美しく、機能的。
初心者のぼくはガサツで無駄に力んでます。
姿勢って静的なものですが、動作って動的なもので、より複雑な要素を含みます。
今日は動作について考えてみました。
お茶の稽古においても、力を抜くって難しいです。しかもデュアルタスクで不慣れな動作をしながら力を抜くって難しいです。
無駄な力が入るのはなぜか!?はまたの機会に掘り下げたいと思います。
いちばん気になったのは、お茶の稽古に来ている子供さんの自然な動きを見ていると、ほんとに無駄な力なく、必要最低限の力で動いているなーと感じたことです。
そもそも、赤ちゃんの時って筋肉なんて全然ないし、効率的に力を発揮して立ったりしているんでしたね。
今日見た子供さんの動きを真似しようにも、まず可動域が足りない。
長年生きていると動作パターンが固定したり、習慣的な姿勢の影響でほんとに体が硬くなってるんだなー。
大事なのは、一つの動き、例えば床からの起き上がりとして、
一つのパターンでしかできないのではなく、何パターンもの方法でできた方がよいです。局所へのストレスを減らして、かつ多様な動きができて便利です。
スポーツでいえば、パフォーマンスが上がるというやつです。
あんなに柔らかくて効率的に動けていた赤ちゃんの時代から、大人はなぜこんなに硬くなり、むやみに筋力に頼るようになったのか。
それは普段の環境だったり、日常にその理由があるんでしょう。
筋力だけの力技で物事を行うと、どうしても筋肉の引っ張る力の強さで骨が変形したり、筋肉や腱が傷つき、最悪切れたりします。
骨で体重を支えることができてますか?頭から足までのいくつもの関節にうまく体重が乗っていますか?
身体の一箇所ばかりに力が入っていませんか?
そのへんを調整した上で、筋力増強に励みたいものです。ダイエットの効率を上げるためにも。
洗濯バサミもこんな外れた状態だと、力を発揮できません。この状態で挟む力を増すために金具をきつく締めるよりも、
外れたつなぎ目をしっかりハメましょうよと思います。
理想とするのは力んでる感覚なく強い力を出すこと。
避けたいのはめっちゃ力んでるけど、全然力が伝わらないこと。
トレーニングをする前に、初歩の初歩、基礎的なところをコンディショニングしたほうが、効率がいいよ!
筋肉に頼りすぎはパフォーマンスも上がらないし、ケガしまっせ!
言いたいことはそんなとこです。
最後までまとまりないブログにお付き合いありがとうございました!
動作面でも生活習慣病ともいえる慢性痛が起こることが多いです。
お身体のお悩みはお気軽にご相談くださいね^_^